COMPLETE SELECTION MODIFICATION 開発者ブログ

CSMデンオウベルト&ケータロスの究極ポイント 第1部・全体編

2017/05/23(火)

みなさま、こんにちは。CSM開発担当のフナセンです。
ついにこの日がやって参りました!「CSMデンオウベルト&ケータロス」、本日予約開始です!!





大ボリュームの予約ページとなりましたが、この超てんこ盛り豪華仕様、いかがでしょうか!ご期待に応えられていると嬉しいです。
といいつつ、この予約ページだけではまだまだ完全にお伝えしきれないほどの細かい仕様も山ほどございますので、こちらのブログで複数回に渡り補足・詳細説明をして行きたいと思っております。

今回は、「第1部・全体編」として、予約ページに掲載している内容について改めてブログで詳しく解説していきたいと思います。


まずは何と言っても10種類ライダーへの変身が可能になった!ということですね。
過去のCS版ではプラットフォームを入れて5種、DX版ではケータロスで+1種の変身でしたが、今回初の変身音収録として、「超クライマックスフォーム」、「ネガ電王」、「G電王」を収録。さらに、劇場版『さらば電王』で描かれた、パスタッチによる「ライナーフォーム」への変身もフォローし、全10種類への変身が可能となりました!

特にG電王バックルには驚かれたのではないでしょうか?ティザー告知では、「デンオウベルト&ケータロス」のみの表題でしたのでサプライズアイテムとして追加致しました。
Gデンオウベルトはデンオウベルトと色が似ているのですが、ボタンのデザインが異なることから、どうやって商品化するか悩んでいました。Gデンオウベルトとして単独で商品化するのもタイミング含めなかなか難しいため、どうしても今回差し替えでできないかと考えた結果、「バックルパーツにボタンも付ける」という方法で突破しました。ただGデンオウベルトはジョイント部分の上下が銀色ですので厳密には異なるのですが、完全に再現したい方は是非2個お買い上げ頂き、片方を塗装してみてください(笑)。

ネガ電王はベルトのビジュアルが変わらないため、赤+青ボタン同時押しで変身するという、玩具オリジナルの手法で変身できるようにしました。ただ、劇中ではベルトジョイントを接続して変身待機音が発動していましたね。もちろん、このやり方で待機音を発動させられる仕様も盛り込んでおりますので、ご安心ください!詳しくは、今後のブログで説明致します。



変身音については、動画を見て頂くと分かるのですが、劇中の長尺の変身音を収録しております。
劇中でも話によって長かったり短かったりした変身音ですが、全話数の中から、これぞ!という音声を選び収録致しました。胸アーマーがくっつき、デンカメンが降りてきて展開するという、一連の流れが過不足無く入った変身音となっております。
また、DX版ではパスタッチした際、「ピッ」という音が鳴って、「ソードフォーム」と鳴って、それから変身音という順番でしたが、こちらの流れを劇中通り一元化することで、非常にスムーズな変身を実現しております。
もちろん必殺技であるフルチャージも、瞬間的なパスタッチで反応するようになっておりますので、DX版のように1~2秒タッチし続けるような間が解消されて劇中のテンポ感を再現することが出来ます。
必殺技ですが、フォームごとに固有のサウンドが鳴るようになっております。それに留まらずソードフォームでは、劇中で行われた「俺の必殺技」シリーズをなんと16種類も収録しております!これは、TV本編のみならず、映画やディケイドで登場したバリエーションも収録しているのです!
クライマックスフォームでも、モモタロスが言った「俺の必殺技」シリーズ2種類+「こうなりゃヤケクソでクライマックスだ!」のボイスターズキックを収録するなど、ここまでやるかレベルのバリエーションを収録しました!
詳しい台詞バリエーションは、次回のブログをお待ちください。



そんなモモタロスの台詞バリエーションも含め、今回、10種のフォームに関わる7人のイマジンボイスをしっかり収録して参りました!
その数なんと280種類以上!CS版デンオウベルトは8種類の音声でしたので、35倍以上のボリュームとなっております!
音声収録させて頂きました、関さん、遊佐さん、てらそまさん、鈴村さんのインタビューも公開されておりますので、ぜひご覧ください!



なお、イマジンボイスはON・OFFスイッチにより鳴らさないことも可能です。


また、「NEWデンオウベルト」から搭載している「イマジン憑依システム」ですが、このデンオウベルトこそが本領発揮となる機能です!
これは変身後に一定時間経過すると、別のイマジンが勝手に乱入してきて自動的にそのフォームの変身待機音が鳴り始めるという、まさに電王という作品を象徴する演出をギミック化した機能ですね。
4タロス間でのみ行われるのですが、誰が誰に乱入するかによって、台詞も全部異なります。
予約ページに掲載しております動画では、ガンフォームに対し、モモタロスが乱入する場面を入れておりますが、他のイマジンたちのやりとりも個性的で楽しいですよ!



「ケータロス」ですが、完全新規造形で、劇中のスーツ版を再現する造型となりました。
また、DX版でデンオウベルトのスイッチを押すために伸びていた金属棒が、今回無くなりました!これだけでも、外観の見栄えが見違えたかと思います。
CSM版ケータロスの最大の進化ポイントは、「デンオウベルトとの合体を認識するスイッチ」の追加です!
これがあることで、劇中でクライマックスフォームに変身する際の「ケータロス単体で変身音発動」→「電王のボディが変化する変身音」→「ケータロスをベルトに取り付ける」→「各デンカメンがボディにくっ付く変身音」という、段階的な変身音声を表現できるようになりました!
しかもこのスイッチの利点は、合体前後で各ボタンの音声内容を変化させられることにもあります。
合体前の音声は、クライマックスフォーム変身前の台詞が鳴り、合体後はクライマックスフォーム状態の台詞が鳴る、という仕様にしております。

さらに今回セット販売というメリットを生かし、よりベルトとケータロスが密接に繋がるギミックを入れたいということで、劇場版『さらば電王』で演出された、直接パスタッチすることで変身する「クライマックスフォーム」「ライナーフォーム」のギミックも入れ込みました。
ケータロスをつけた状態でデンオウベルトのジョイントを接続することで、このシークエンスが起動致します。この2つは映画内の登場順に合わせて交互に鳴るようにしております。



最後に、CSMで定番化の兆しのある「BGM機能」、今回絶対入れたいということで、やってしまいました・・・4曲!!しかも長尺!
電王といえば、変身時にかかるあのBGMは、他のライダー作品のそれ以上に印象的ですよね!
今回、ただBGMを鳴らすだけでなく、ボタンを長押しすることで「BGMスタンバイモード」になり、パスタッチの変身音と同時に、BGMを鳴らすことができるようになっております!!また、劇中に合わせ「●●フォーム」と言い終わってからBGMが鳴り始める、という部分にもこだわって作っております。これは正直言って、超雰囲気出ます!昂揚感がハンパないです!ぜひ動画でもご確認ください。
正直4曲はやり過ぎたと思っております…。が、今回10周年記念商品ということで暴走しました(笑)。



…ちなみに、「ウイングフォームが無い!」とお嘆きの方、すみません、ウイングフォームのベルトデザインは、全体の色から全く異なりますので、G電王のようなパーツ追加だけではどうしても再現できませんでした。音声だけ入れるのも違うなと思い、今回は未収録となっております。
ただ、ウイングフォームのベルトと言えば、ガオウ。ガオウの色違いと言えば、まだ商品化されていないあのライダーのベルトが…。ということで、ご期待される方、是非お声を上げて頂けますと幸いです。(私も欲しいです。)


以上、ホントに概要だけ触れて参りましたが、この超ボリュームは実際どれくらいの規模なのか、
というのを端的にお伝えできる数字がございます。
デンオウベルトとケータロスに収録している音声、2つ合わせてなんと 26分=1,560秒以上の時間を収録しております!!!
各種機能音・台詞・BGM全部含めてです。
これは、仮面ライダーの音声玩具において、拡張性の無い単独完結している玩具の中では史上かつてない規模の収録時間となっており、遊び倒すためにはどれだけの時間がかかるか分かりません(笑)。デバッグも大変です(現在進行形)。・・・というかまだ音声・発光も調整中です。

価格は税込みで21,600円と高額な商品ですが、商品スペックから考えても、決して高い買い物では無いと断言します!といいますか、むしろお買い得です!!
皆様のご注文をお待ちしております!どうぞよろしくお願い致します。



本日のブログは以上になります。

そして次週以降ですが、デンオウベルト&ケータロスの詳細仕様について、今回を含め全5回にわたり
詳細仕様の解説をして参ります。

まずは5月29日(月)、「第2部・デンオウベルト4タロス編」をお楽しみに!
それではまた!!